Knight's spirit

背中の破れたマントが見えて
鎧の奥には無理した微笑み
必死に私になにか伝えようと
かすかに聞こえてくる
「悪の襲撃はもう姫様から遠くなった……」
こんな枯れた声を聞きたくない 聞きたくない!

彼らの口振り 下らない噂 卑下した心
3年前から
いろんな仮面を被って
私達を孤立させようと企んでいた

こんな
わけのわからない中傷
わけのわからない誹謗
ただ砂が目に入ったから
泣いたわけじゃないよ

そんな
わけのわからない中傷
わけのわからない誹謗
ただ淋しい人の仕業だから
気にする必要はないよ

白馬の王子の物語は要らないから
キミは王子様でなくていいから
童話なら 姫のためナイトは戦死
現実なら 絶対そうさせないよ!

ナイトの信念を抱く
邪悪な目を恐れるな
そのすべて 私の心の奥に隠した
鎧のように
私を守ってくれた

ナイトの精神が蘇る
そのまま
血の最後の一滴まで戦おう
誇り高き姫が戻るから
身だしなみを整えてから
再出発!


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